平塚市の公民館にてVCB真空遮断器の更新工事を行いました。

真空遮断器(VCB)の役割は、高圧電気設備において電路を安全に遮断することです。特に以下のような重要な機能を担っています:

🔌 主な役割

  • 負荷電流の遮断 通常運転中に流れている電流(照明や機器の使用による電流)を安全に遮断します。断路器では遮断できないため、VCBが必要です。
  • 事故電流の遮断 短絡(ショート)や地絡(漏電)などの異常電流を遮断し、設備や人への被害を防ぎます。これには継電器(OCRやGR)との連携が必要です。

補足

VCBは単体では異常電流を検知できないため、継電器とセットで使用されます。事故時には継電器が信号を送り、VCBが自動で遮断動作を行います。